gate(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 感想
個人的には
gate(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
が今一番面白い。
長門有希ちゃんが最終回を迎えた今、最も楽しみしていいる番組だ。
小説も漫画も読んでいないのでアニメオンリー。
ゆえにこの先のストーリーとか展開とか全くわからない。
自分と同じような状態でこの作品を見た感想はまず「戦国自衛隊」ではないだろうか。
中世レベルの武装した軍隊を近代兵器で固めた自衛隊が一掃する姿は一種カタルシスである。
「戦国自衛隊」は今まで何度か映像化されたが、最大の不満点はこのカタルシスがなかったこと。
特に「戦国自衛隊1549」。
この映画は自衛隊から本物の兵器を借りたがゆえに派手なドンパチができなかったという本末転倒な作品だった。
千葉真一版も武田騎馬隊との戦いは面白くはあったが、それ以前に内乱で消耗するし、補給もないのに武田軍に突っ込んでいくし、頭の悪さが際立ってしまっていた。
TV版の反町のやつはギャグ作品だったので論外。
話がそれたが、GATEでは異世界側からの侵略に対して自衛隊が大活躍するという極めて珍しい展開。
これ、大元のネタはスティーブン・キングのミストではないかと思うのだが、
小説はアレだけど、映画ではラストに米軍が頑張っていたわけで。
GATEの向こうの世界の王様が何を考えているのかよくわからないが、今のところちょっと型落ちの近代兵器が非常に有効な働きをしていて頼もしい。
炎龍には苦戦していたけど。
それでも怪獣と戦うのは自衛隊の伝統なのだ!
裸のエルフとか長門有希ちゃん的キャラとかゴスロリ神官とか出てきたのはあの名作
エルフを狩るモノたち
を彷彿とさせるのだが、
こちらも現在、妹属性を加えて続編が進行中。
嬉しい限りだ。
自衛隊なので淳平やリツコやミケのようには簡単には行かないのだろうが。
とりあえず今後間違いなく自衛隊上層部や外国の思惑的なものが入ってきてゴタゴタするのだろうが
圧倒的強さのカタルシスというものを忘れないでいただきたい。
真田広之にヘリが墜落させられたのは正直がっかりしたものである。
バルカン砲で炎竜を粉々にするくらいやって欲しい。
というわけで非常に楽しみにしているのです。
ゲート 1―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり (アルファポリスCOMICS)